2015 ジャパンカップとやらを見学に行く!(初競馬)


今日は、人生ではじめての競馬っていうものを体験してみた。
この年になるまで、競馬をしたこともなく、まったく興味を持たなかったのだが、昨日、新宿の駅で「つるべ」の広告を見た瞬間、行かねば。と思い立って、東京競馬場に行くことにした。

なぜ、つるべの広告で行きたくなったのかは不明だが、儲けたいとか、勝ちたいという願望ではなく、なぜか、行きたくなったのである。不思議。

一応、競馬ってことで勝つ縁起もかつがねばと、昼はとんかつにした!
めちゃうまかった。ここのとんかつ、揚げ物はうまい。さくさくなのと、奥さん(たぶん)がとても気さくでやさしいのだ。
だから、めちゃお腹がすいたときで作るのが面倒になったら、ここに行くことにしている。

image (4)

とんかつは絶品ですから、機会があればいってみてください。ってどこよ笑

電車を乗り継ぎ、東京競馬場についた。すっごい人だ。

ほほーー、ここが競馬場か。
京都とかはなじみがあるが、東京競馬場、なんともでかい。ってほかの競馬場はテレビでしか見たことがない。

そういえば、小学生のころ、土曜日の半日授業を終えてから、吉本新喜劇をみては、競馬中継をよく見たものだ。
賭けるっていうよりも、競い合う馬のレースが面白かったのだ。そうか。この感じをつるべは思い出させてくれたのか? もしかして。

DSC_0214_R

いきなり黄金の馬がいる。
黄金の馬、と書いてある。そのままだ。はやく中へいこう。すごい人だし、予習が大事だ。

入場ゲート前にはすごい行列が。
なになに、入るのにお金がいるのか。聞いたことはある。VIPな席もあるらしい。そこに入りたいがどうやら抽選になっていたようで、
もう一般しか入れないらしい。200円を払って、中に入るとパドックがあった。
おお、テレビでみたことあるぞ。ここは。

DSC_0227_R

こんなに近くで馬を見れるのか~。これは面白いな。
そわそわした馬ややる気満々の馬、ツンデレの馬とか、いろいろ居る。しかし、お金持ちっぽい人がパドック内に居る。
どうやら馬主か、選ればれし人々か。。僕も中に入りたい、小銭ならあるぞ、ん?
いや、お金だけの問題ではなさそうだ。育ちか??笑 んまあ、いい。いつかは入ってやるぞとパドックで馬の様子を伺う。

といっても、何をみていいのかわからない。あ!そうだ、馬券を買わねば。

とある知人から、ラブリーデイが一番人気だと聞いた。、、いい名前だ。気にいったので、ラブリーちゃんに1万円かってやろうとおもった。

発売券の機械を見つけた敬三郎は、なにも知らずに並んでいた。ようやく自分の番になって、1万円を機械に入れた。ふふ、これくらい、朝飯前よ。
お金はちょろっとは持ってきたんだ。

ん?
買えない。シートを入れてください? は?
なんだなんだ、この画面で買えないのか?

なんとなく、やらかした感を感じた敬三郎は、馬券を買うのを迷ったふりをしてその場をあわてて去った。

おっとー、恥ずかしいやないかい。
ちょっとべジータの気持ちがわかったような気がした。カカロット。。。。。

周りをみわたすと、みんな競馬ブックとマークシートのようなものを持っている。
なにやら書き込んでいるようだ。 
この時代に、マークシート?? 敬三郎は信じられなかった。でも、どうやら、マークシートで書き込みながら馬券を買うのが、セオリーのようだ。

なんてことだ。鉛筆もないぞ。まあ、いい、どうにかしてやる。
とりあえず、マークシートを探そう。

あたりをかなりうろうろしていると、どうやらマークシートっぽいコーナーを見つけた。先ほど恥ずかしい思いをしていたので、
周りをようく観察して、あれだ、っていう確証が得られてからとることにした。
ふふ。マークシートをゲット。。。
なに?!

近くにいくと、マークシートが4種類もあるではないか。「ながし」 ???   たぶん、ピッコロもこんな気持ちになったんだろう。
なにを流すのだ? わ、わからない。とりあえず、全部とっておこう、っていうことで、4種類のマークシートをゲットした。
マークシートだけに、チェック欄がいっぱいあって、もう、ちんぷんかんぷんである。ひとつだけわかったのは、「単勝」という文字だ。
ふふ、これだな。これは、小学生のときに学習しているぞ。よ、よし。11R これだな。11レースのことだろう。きっと。
おや、東京、京都とか、いろいろ書いてある。。。

も、もしかして、競馬のマークシートは全国共通なのか???!!! だとしたら、衝撃だ!!
こ、この時代に、超アナログなことをしながら、全国統一のテンプレートを使っているなんて。すごい仕組みだ。
大丈夫、落ち着け。この競馬場は、東京競馬場。でも、府中競馬場って書いてあったぞ?いや、きっと、東京だ。たぶん。

まあいい、テストで買ってみよう。

東京、11レース、ラブリーデイは1番だから、きっとあっているだろう。果たして機械に通るか?
また、恥ずかしいスルーパスをしなければならないのか?
よ、よし買ってやる。

またもや発売券のところに並び、お金をいれ、シートを入れてください、っていうから、シートをいれた。
するとお金が精算されたのだ!

おおーーーーー、すごい。すごいよJRA!
こういうシステムなのか。でも、敬三郎には、とてつもなく面倒くさいぞ。もっと、ゲームセンターのように買えないのか?
って思いながら馬券を手に取った。

image (5)

よ、よし。ラブリーのパドックを見に行こう。

もう、ほかの買い方を学習する余力は敬三郎には、残っていなかった。

DSC_0348_R

DSC_0361_R

ほほう。
ラブリーデイ。さすがにしゅっとした感じのかっこいい馬だ。素人の僕にもそれはわかった。
しかし、この馬は勝てない、と、この時点で悟った。ビギナーズラックとでもいうおうか、直感であった。なぜなら、川田騎手が必要以上にラブリーの首を
ナデナデしているのがとても気になったのだ。

ラブリー、君はもしかしてツンデレかい?

川田騎手さん、そんなに勝ちのプレッシャーが? ナデナデは、自信のなさの現われだったのだ。ここで、勝ち馬を見極めるわけだが、
単勝しか買えない敬三郎には、勝ち馬を探すしか出来ないので、気になった馬を探してみた。

15番の馬だ。
なんともいえぬやる気のなさ。だるー、めんどー。
って感じで歩いている。だれも気にしていないが、ピンと来た。敬三郎はひらめき、ラブリーは勝てなくても3着にはなれるだろう。
ってことは、15-○○ー1 で買えばいいんだ。と思った。
よし、いっぱつ当ててやるか。と思って、もう一度、シートを見たが、やっぱりさっぱりわからない。頭が痛くなってきて、もういいやと思って、馬を見ることにした。

DSC_0315_R

そもそも、賭け事にはまったく興味のない敬三郎。勝ちたいとも思わないし、儲けたいとも、ここでは思わないっていう自分がいることに気がついた。
むしろ、みんなそこまで一生懸命できるのが、不思議で仕方なかったのだが、これがジャパンカップ。G1と呼ばれるレースなんだろうと、客観的に見ていた。

パドックから慌ててコースに戻って、ラブリーデイを迎えることにした。
すると、俺様って感じのお馬さんが居て、観客たちをにぎわせていた。この子は、きっと役者タイプだ。風貌もいい。もはや競馬をやめて、必殺仕事人に出るか、
ラオウの馬になったほうがいいと思った。

DSC_0370_R

ここでも気になったのは15番。なんと、ラブリーの前を歩いている。が、気を消している。ダレーっとしてて、みんなの目線がラブリーに向いているので、
注目されていない感は半端ない。いや、こいつ、なんか、すごいぞ。っていう気配を感じ、ツーショットを撮っておいた。
ラブリーくんが出てくると、軽い足取りで駆けていった。さすがだなー、ラブリーデイ。確かに強そうな、いや、速そうな馬だなと思った。

DSC_0383_R

DSC_0392_R

DSC_0385_R

スタートのゲートに入るとき、ラブリーのツンデレ具合がまた見て取れた。
コースの外側を、スキップするように、テケテケ走っている。あかん、この子はあかん。って思った。しかし、馬券を買ってしまった以上、応援するしかない。

勝つよ。きっと、だって、一番人気だし、周りの人が持っている競馬ブックにも、「ラブリー好調」と書いてある。だ、大丈夫だ。
もはや、ラブリーのファンになっていた敬三郎は、心の中の疑いを押さえつけるように、だいじょうぶ、だいじょうぶ。昔見た、オグリキャップは勝った!
って思い出しながら、なけなしのお金で人生初の競馬をしている自分をコントロールした。

ゲートが開くと、レースは一瞬で終わる。10レースのときにそれは学んでいた。意外とレースは早いものだ。

ガチャ、

DSC_0440_R

ゲートがあいた。2400m 晴れ 芝 なんとも壮観な姿。かっこいい。みんな。
パカパカ、パカパカ、走っていく。ラブリーデイは、いい位置につけている。さすがレース運びもうまい。
ふと気になったのが、みんなの声援である。

さっきまでおとなしそうに座っていたおっちゃんが、がーっと立ち上がり、大声で「ほにゃらららーーー」って叫んでいる。
何をいっているのか、さっぱりわからないが、ものすごい声量の声援に敬三郎は少しびびった。あちこちから意味不明な声援が飛び交い、
テンションは最高潮に。

そ、そうか。みんなお金がかかっているから必死なのか。す、すごいな。いくら賭けているかはしらないが、人生までもかけてやいないだろうか。

少し、心配になりつつ、僕もラブリーちゃんを応援しようと思った。

最終コーナーを立ち上がって、ラブリーは最後の直線に入った。「いける!」

DSC_0452_R

これは、レース運びを小学生のころから見ていた素人競馬の感である。この位置でここにつけていると、大丈夫だ。体力は残してあるはず、、、ツンデレでなければ。

よし、よし!

DSC_0458_R

オッズはいくらかしらないが、3,000円からちょっとは増えるだろう。い、いけー!と思ってカメラを覗き込んだら、

は!っ あかん、目がバテとる!

DSC_0462_R

の、伸びない。後半に伸びない!これか、川田騎手が気にしていた首ナデナデ複数回は!!!

いくら競馬素人の敬三郎でも、こうなったら勝てないのはわかった。しかし、ゴールはもうちょっと先だ。これが2400mの落とし穴か。
たぶん、ラブリーデイの足、どっちが手か足かはしらないが、きっとプルプルしていたに違いない。

そのとき、猛烈な勢いで追い上げてきた馬がいた! 

あ!15番、目が、違う。先を見ている、ずっとずっと先のほうを見ている!この子、いくな! 伸びてる!体力残してたのか。だから、パドックでも、出来るだけ体力を使わないように、
興奮も抑えて、そ、そうか。元気ありすぎると、2400m持たないのか。。。

DSC_0463_R

この記事を書くにあたって、調べてみると、ショウナンパンドラという馬らしく4番人気だったらしい。
たまたまで、G1は勝てないだろうから、きっとすごいトレーニングをしてて、調整してきたんでしょうね。いやー、かっこよかった。
初競馬を見事に外してしまった訳だが、なにも悔しくはなかった。

ただ、もう、賭けることはないだろうと、ふと感じたのであった。

そんなとき、レースを終えたラブリーデイちゃんの顔が見えた。
ラブリーは、「しーらない!」って顔で、テケテケ歩いていたのである。おおーーー、やはりツンデレだったのか~笑。

帰りの京王線で、またつるべの広告があった。
昨日、あれだけつるべの笑顔が、敬三郎をジャパンカップに引き込んだわけだが、帰りにつるべの顔をみると、なんだかムカムカしてきたのであった。
「かなり損したやろ~?」って言っているように見えた。

おそるべし、つるべ効果。